JLPT・JFT-Basic・J.TESTの違いとは?外国人採用担当者向けにわかりやすく解説
- Miku Kondo

- 1 日前
- 読了時間: 3分

目次
はじめに
外国人採用を進める中で、候補者の履歴書を見て次のように疑問に思う採用担当者の方も多いのではないでしょうか。
「JLPT N4とJFT-Basicは何が違うの?」
「履歴書にJ.TEST D級って書いてあるけど、これはどのくらい話せるの?」
「特定技能の在留資格を申請するときは、どの試験を確認すればいい?」
今回は、外国人採用で頻出する3大日本語試験「JLPT」「JFT-Basic」「J.TEST」の違いについて、企業の採用担当者と、外国人雇用の専門家であるバディさんの会話形式でわかりやすく解説します。
1. JLPT、JFT-Basic、J.TESTは何が違うの?

「外国人の履歴書に『JLPT N3』と書いてありました。別の候補者は『JFT-Basic合格』、さらに別の人は『J.TEST D級』とあります。これらはどのように評価して良いのでしょうか?」

「試験の目的や測定するスキル、試験の実施方式が大きく異なります。まずは各試験の特徴を一覧表で比較してみましょう!」


「JLPTが総合的な日本語力を測る『模試』だとすれば、JFT-Basicは『生活密着型の認定テスト』だよ。そしてJ.TESTは、TOEICのようにスコアで実力を測る試験で、日本のビジネス社会で即戦力となる『実務日本語』に強みを持っているんだ。J.TESTには記述式(文字の書き取り)の試験があるのも大きな特徴だね。」
2. 各試験のレベル感はどう対応している?

「3つの試験があると、それぞれのレベルの比較が難しそうですね……」

「そうだよね。そこで、採用担当者様が基準にしやすいよう、CEFRのレベルを軸にした『3試験のレベル対応目安』をまとめたよ!」


「そういえば、以前調べたときにJ.TESTには『A-Dレベル』や『E-Fレベル』があると聞いたのですが、それとは違うのですか?」

「さすが、よく勉強されているね!実は、J.TESTは2019年5月に大幅なリニューアルが行われたよ。以前の『A-Dレベル』『E-Fレベル』という区分は旧制度のもので、現在はより細かく測定できるように以下の3区分に再編されているんだ。」
< 現在(2019年5月〜)のJ.TESTの3つの試験区分 >
A-Cレベル試験:上級者向け(N2〜N1以上を測定 / 1,000点満点)
D-Eレベル試験:中級〜初級者向け(N4〜N3程度を測定 / 700点満点)
F-Gレベル試験:入門者向け(N5以下を測定 / 350点満点)
3. 特定技能の申請ではどれを確認すればいい?

「特定技能1号の在留資格を申請する場合、どの試験の合格証を確認すればいいですか?」

「特定技能1号の日本語要件を満たすためには、『JFT-Basicの合格』または『JLPT N4以上の合格』が必要だよ!ただし、介護や自動車運送業など一部の分野では追加要件や高い日本語能力が求められるので、自分の会社の分野の要件を満たしているか候補者が持っている証明書をチェックしてね。」

「バディさん、ありがとうございました!日本語レベルの目安として各試験について覚えておきたいと思います!」

「うん!JLPT、JFT-Basic、J.TESTは、それぞれ異なる強みを持った素晴らしい試験で、候補者がどの試験を努力して受けてきたかを知ることは、本人のやる気や特性を知るヒントにもなるよね。
ただ、試験のスコアだけで100%のコミュニケーション力を図ることはできないから資格の確認だけでなく、面接時のリアルな日本語会話力の見極めも大切だよ。」
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