【2026年度 積算基準改定】猛暑対策費の拡充で現場はどう変わる?BuddyCrew4月28日読了時間: 3分気象庁が新たに「酷暑日」を発表し、話題となっております。さらに、4月でも夏日が続出するなど、暑さ対策の重要性が高まっています。建設現場においても「猛暑対策」が大きなテーマになっています。建設現場では・屋外での作業・屋上での作業・天井裏での作業・空調設備が整っていない環境など、高温環境での作業が多く👉 熱中症リスクが非常に高いという特徴2026年度の積算基準改定では👉 猛暑対策費の拡充が大きなポイント今回は「何が変わったのか?」「積算ではどう考えるべきか?」を実務目線で分かりやすく解説します。猛暑対策費とは 猛暑対策費とは👉 熱中症を防ぐために必要な費用のこと例えば・空調服・ミストファン・スポットクーラー・休憩所の冷房設備・飲料水や塩分補給・WBGT(暑さ指数)管理・熱中症対策キットなどが対象になります。これらは、「あると便利」ではなく👉 現場で働く人を守るために必要な費用として考えられています。2026年度改定で何が変わった? ここが重要です👇これまでは👉 熱中症対策費の積み上げ計上は現場環境改善費(率計上)の50%が上限しかし2026年度改定では👉 上限が100%まで拡大つまり、、、これまでよりもしっかり費用を確保しやすくなったということです。・猛暑による作業休止・施工量の低下・移動時間の増加なども踏まえ、一部工種では歩掛りの見直しも行われています。なぜここまで重視されるのか?理由はシンプルです。👉 命に関わるから国土交通省は2025年末に「建設工事における猛暑対策サポートパッケージ」を策定し、猛暑下での多様な働き方を支援する方針を示しました。これからは「暑いけど頑張る」ではなく👉 暑い時間を避けて施工するという考え方が標準になっていきます。積算での使い方 積算における猛暑対策費は👉 現場環境改善費+積み上げ計上で考えます。🔹基本の流れ① 現場条件を確認② 必要な熱中症対策を整理③ 対策費を積み上げる④ 上限・適用条件を確認例えば・夏場の屋上作業・夏場の外構作業・長期の改修現場では通常よりも👉 対策費が大きくなるケースが多くなります。歩掛りにも影響見落とされやすいのが👉 作業効率の低下猛暑時は・休憩時間が増える・作業時間が短くなる・日当たり施工量が減るという現実があります。2026年度改定では、こうした実態を踏まえて一部工種にて歩掛りにも反映されています。つまり👉 数量が同じでも人工は増えるということです。よくあるミス(実務あるある) ❌ ミス① 空調服だけ見て終わる猛暑対策=空調服だけで考えてしまうケースです。実際には・休憩所・冷房設備・水分補給・管理体制まで必要です。👉 “設備”ではなく“環境”で考えることが重要❌ ミス② 前年と同じ金額で積算する毎年暑さは変わります。現場条件も違います。👉 前年踏襲は危険必ず現場ごとに確認が必要です。❌ ミス③ 施工効率を考慮していない対策費だけ追加して施工効率をそのままにするケースです。👉 実際は人工も増えるここを見落とすと利益が大きくズレます。まとめ 猛暑対策費は👉 “追加コスト”ではなく“必要な施工条件”2026年度改定では・上限50% → 100%へ拡大・一部工種での歩掛かり見直し・猛暑回避の考え方が大きなポイントになりました。これからの積算では「暑さをどう乗り切るか」ではなく👉 “暑さを前提に積算する”ことが重要です。制度改定を正しく理解し利益と安全の両方を守れる積算につなげていきましょう。
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